俺が取るてっぺん

イケメンに弱い系女子。ハイカースト男子厨。

関ジャニ∞という進化を止めないグループ

楽曲大賞も発表したし、ブログを書こうかしらなんて思ってたんですけど先週の関ジャムみてちょっと熱い思いが止まらなくなっちゃって一筆したためさせていただいてもよろしいでしょうか・・・(一筆どころじゃないかと思いますが)

 

私はすばるがやめるってなった時、正直関ジャニ∞の歌ってどうなってしまうんだろうという怖さがありました。それは上手い上手くないとかそういう話ではなくて、「渋谷すばる」というボーカリストから発される声、歌は人の心を動かす声というか、魂に直接届ける、そういう熱いパッションを持っている力のある声であり、歌だと思っていました。その力強い声に安田や丸山含めハモリができるメンバーがいることによってすばるの歌により重厚感というか「アーティスト」の歌となって世に出されていたものだと思います。だから関ジャニ∞のうた=渋谷すばるのもつ力強さから生まれる歌っていう側面もあった気がして、そんな大事な存在がいなくなってしまったことにすっごく怖さがありました。

特に関ジャニ∞の歌はオモイダマ、友よ、ここに、みたいなすべての人の応援歌みたいな強いメッセージ性のある楽曲が多かったからやっぱり「人の魂に届ける」っていう部分てすっごい大事な部分だったんだよな、とすばるがいるときもいなくなったときも悔しいかな思うことは何度もありました。

もちろん5人になってから安田は絶対に担うパートが増えて力強さは増したと思うし、村上・横山はパートが増えた分安定感もでてきたなと思うことも増えましたがそれでもやっぱりどこかすばるがいたころの歌を懐かしく思ってしまう自分に腹が立ったりもしました、、、

そんなさなかリリースした新曲が「キミトミタイセカイ」。めざましで初解禁したとき正直メッチャクチャびっくりました。低音パートしか歌わないって言っていた大倉が高音フェイクを入れていました。しかも番組でも語っていましたが、これまで応援歌が多かった関ジャニに珍しくラブバラードで普段よりも音域が高い楽曲なんです。この1年を通して大倉がボーカルレッスンに通っていることはすでに公開していたので知っていました。自分が低音だせなかったので音域を広げるようにチャレンジをしているというのはブログでも何度も上げていたし、ブログを読むだけでも5人になってからもまだまだ進化を止めない大倉ってやっぱりすごいな、かっこいいななんて思っていましたが関ジャムみてそんな甘ったるいもんではなく、そして大倉だけじゃなく全員が歌に真剣に向き合ってて突っ走った1年だったことが放送されていました。

 

まず最初にクローズアップされたのが大倉。一番最初にボーカルレッスンに通って仕事で忙しい日もどんな日も通う姿が映し出されていました。もともと低音しか歌わず昔関ジャニのカラオケ企画でも関ジャニの曲は原曲キーで歌えないと言っていた大倉が、高音パートに挑戦する姿が映し出されているのですが、もちろん歌に向き合う大倉に感動したのは当然なんですが、1年準備期間を経てリリースされる5人の歌に一番高音パートをあえて大倉に任せるっていうのが新しい関ジャニになったこと、まだ進化を止めていないことを示しているみたいでぐっときました。この1年5人になってから大倉は関ジャニのブレーンとなって色んな所で動いている姿をファンもみてきました。ネットニュースで次は大倉か、なんて言われていたけどファンがみた5人になってからの大倉は、というかもはや本当は関ジャニ∞になってからずっとそうだったんだけど、いつでも関ジャニ∞というグループを1番に考えていて、関ジャニ∞がまだまだ行けるっていう姿を誰よりも強くファンの人にも、そしてお茶の間にも見せることができた今の関ジャニ∞にとって欠かせない人になったんだなと思います。レコーディングだけじゃなくて、曲づくり、自分たちのレコーディング後の編集まですべてに大倉は立ち会った、と放送されれてましたがそれが今の大倉なんです。いちアイドルに収まらないアーティストとしての覚悟、そしてグループを背負っていくという覚悟、いろんな思いを感じながらそこに立っている。正直ファンとしては頑張りすぎないでって思うこともあるけど、5人でも歩みを止めていないことを誰よりも見せたいんだなあって本当に頼もしい最年少に見えました。そしてこの大倉の熱い思いは確実に他のメンバーにも伝わっていて、その思いが他のメンバーのボイトレや歌にかける思いにつながったんだなと思います。

安田もこのコロナ期間ボイトレに通っているというのも既にファンには言っていましたよね。そして横山を誘ってボイトレに出かけてくれた安田には正直頭があがりません(笑)安田って本当に歌が上手くて、すばるがいたときから力強いすばるの主メロディに透き通った声の安田がハモるっていうのがあまりにも心地よい音楽に思えましたが、脱退後、安田が担うパートは誰よりも増えました。ここっていうパートはすべて安田になっているように思います。それってやっぱり安田って本当に「歌がうまい」人だからなんですよ。元々のポテンシャルとして聞かせる歌が歌える人だったんです。でも本人も言っていましたが、声質が軽いっていうのは正直オタクも心のどこかでまあな。。。と思った方も実はいるんじゃないでしょうか。これまで圧倒的に歌に厚みが有りすぎる歌を歌えていた渋谷すばるの存在あったからこそコンプレックスに思っていたのかもしれません。でもそれってそういうすばるの歌に重ねるハモりを歌い続けた結果生まれたものであって安田の声は「関ジャニ∞を15年間支え続けた声」の結果なのです。それを主メロディを歌うメインボーカルとして生きていくためにすっごく苦しい特訓をしたんだろうなと思います。特に既に歌が十分うまかった分、そこから伸ばしていく作業ってすごく繊細で難しい作業なんだろうなと思います。でもプリプロから本番までにしっかり人の心に届ける歌い方に変わっていてああ、これが関ジャニのメインボーカルなんだとものすごく感動しました。安田のサビはもう声質が軽いなんて全然思わなくて、歌なんだけど囁いているような、切なくて苦しい感情がちゃんと表現されていてこの段階でひと涙でした。

そして丸山。安田と一緒でまるちゃんは本当に歌が上手い人で高音も出せるし、意外と低音も出せるし、一番音域としてもともと広い人だと思います。そんなまるちゃんの課題が前のめりに歌ってしまうリズム、声のニュアンス。いや、どんだけハイレベルな話してんねん。まるちゃんもボイトレに通っていてみたいで、もともと本当にメインもハモリもなんでもできる人だったけど、よりメインも力強く、ハモリもどんな音域でもできる人になったんじゃないかと思います。プリプロでも一発目から褒められる歌で、大倉が歌った歌を聞いて自分の歌い方も変えることができる、ほんっとうにすげえですよ。こういう人がグループに一人いるだけでグループのレベルがまじで上がるんです。5人の歌が今安定感のある歌になっているのは間違いなくまるちゃんのおかげだなと思いました。そしてこれは個人的に思ってたことなんだけど、まるちゃんも安田と同じでちょっと声質として軽いなって思っていたところがあったんだけど、ラブバラードにあった声が本番ではちゃんと出せるようになっていて、色気のある声というかデビューして16年以上たつ関ジャニだからこそ出せる声っていうのを出せるのがまるちゃんだなって思いました。

村上なんですけど、ここ2年ぐらい、すばるが辞めた頃からまじで一番歌として進化したのが村上だなと思います。私勝手に今まで村上の声って歌に向いていないなって思ってたんですよ。ちょっとがさがさというか、例えて言うと中居に似ていて(もともと中居ほどは音外さなかったけど)しゃべくりって感じの声。だから本人がそれを気にして「歌手モード」の声にしていたのはなんとなくわかっていました。でも本当にやっぱり場数って人を変えるんだなって一番思ったのが村上なんですけど、パートが増えてから音を絶対外さないと言うかどんなときでもほぼCDと同じクオリティというか安定感が出てきたというか。そう思っていたので、後もう少しなんて勝手に思ってました。でも逆に安倉さん(関ジャニのボイストレーナー)に指摘されたのは「村上の声で歌うこと」。正直あっと驚かされたというか、多分本人もそれでいいの?って思ったと思うんですが、たしかに指摘されて歌い方を変えた村上はめちゃくちゃ変わったんですよ。素人目でも。多分喋りと同じトーンで歌えるから声のボリュームも変わったと思う。あとこれまで課題だった音を外さない+歌手であるために一番大切な感情をのせることができるようになっていたんですよね。それって今後村上の歌に大革命というか。北山さんもおっしゃられてましたが、「歌手村上信五の誕生」の瞬間でしたよね。唯一ボイトレに参加していないっていってましたけど、それでもこのレコーディングだけでこんなに変われるって実は村上、どえらいポテンシャルを隠してた可能性がありますね。笑

ラスト横山なんですけど!!!わしゃ泣きそうになったよ。本人が一番自覚してると思うけど、昔から歌はお世辞にも上手いとは言えなくて、とにかく音をよく外してたし、高音がでない。関ジャムでもボイトレ企画には頑なに参加しなかったし、歌と一番距離を取ろうとしてたと思います。そんな横山が安田からボイトレに誘われて通うようになって。番組では断れないって言っていたけど、やっぱり横山は大好きな関ジャニにちょっとでも貢献したいっていう思いがあるからこその行動なんだろうなと思います。以前の関ジャニの歌で地声とファルセットを行き来するパートを横山が歌うだなんて誰が想像してましたか?ファルセットの練習のために、白日で猛特訓をしてそしてレコーディングで何度も納得するまで収録を続ける。村上が千本ノックやなって言ってましたが、歌は苦手なんて言いながら、ものすごくストイックに頑張って自分を甘やかさない姿に感動しました。。。もう私の語彙力なくて感動だなんて文字で収めてしまいましたが、感動以上というかその言葉を表現する語彙力ほしいんだけど泣きましたね。あと何より北山さんが言っていた「理想を自分の中で確実に強くもっていてそのギャップに苦しんでいる」っていうのがすごくしっくりきて、それがレコーディングにも現れてたと思うんだけど自分の理想に近づくために妥協しないんだけど、その理想に届かないことに悩んでいるというか。自分がうたうとグループに迷惑がかかるって言っていましたが、たしかに今すぐ歌うクオリティとしては他のメンバーがうたったほうがいい部分もあるかもしれないけど、でも横山が成長していくことが関ジャニ∞としてのボーカルグループのクオリティにつながるというか、全員すごいっていうグループになるには横山が努力し続けることが必要になってくるのかなと思います。既に血のにじむような努力を横山はし続けていると思うんですけど、それを続けていけるっていうのが、そういうところが私の好きな横山裕なんですよ。。。

 

一人ひとり暑苦しく語ってしまい冒頭述べたとおり一筆どころではなくなっているんですが、これを経た後に聞く、「キミトミタイセカイ」聞いたら絶対泣きます。

私は出来上がりを聞いて正直号泣しました。彼らの成長やこれからもまだすごいものを見せ続けてくれるっていう気概みたいなものが歌で伝わってきて、何より彼らの歌がものすごく心にじわっと入ってきたというか、歌詞がものすごくすとんて落ちてくるような表現力や説得力がすごすぎるというか、こんなに「人の心を動かせる歌」を聞いたことが久々すぎてめっちゃ泣いてました。

 

途中までですが、これを聞いたら絶対フルで聞きたくなると思いますので是非聞いてほしいです。

www.youtube.com

 

40手前にして、歌に真剣に向き合う関ジャニ∞すっごくかっこいいです。それをグループのためにできる5人が本当に素敵な人達ばかりです。これからの関ジャニ∞がすっごく楽しみだし、まだまだすごいんだぞ関ジャニ∞!っていうのがこれでもかって伝わってくる歌です。なにより本当に本当にいい歌なので。。。

 

 

あと2020年年末5人でいろんな番組にでてデビューをもう一度し直したみたいだったと5人が言っていましたが、8人、7人、6人だったころの経験を決してなかったことにせず、それでいて今の5人で最高のものをだすためにいちから作り直して再スタートをきった関ジャニ∞から目が離せません。歌だけじゃなくて、ダンス、バンド、バラエティ。全てに全力でそしてどれも5人だからっていって諦めたりしない。全部できるのが関ジャニ∞。どんな姿もかっこいい関ジャニ∞、是非!!!